「大好き」とは言わない妻への愛妻ブログ

お願いしても「大好き」とは言ってくれない妻が「好き」くらいは言ってくれるようになった記録

仕事でも勉強でも成功する「GIVER(ギバー)」という考え方を家庭に生かす

「GIVE&TAKE」ギブ アンド テイク って聞いたことありますよね。

与える受け取ること。
公平なやり取り。


与えるから受け取ることが出来るという人もいるし、
与えることと受け取ることはイーブンになるという人もいます。


では次のうち、
「大きく成功する人」・「成功せず損な役回りばかりの人」は誰でしょう?

1、自分のことよりまず与えることを行っている、「与える人」 
2、積極的に得をしようとする、「受け取る人」
3、受けた分の恩は返すし、与えた分は返してほしいと考える、「イーブンな人」



正解は、


1、『与える人』です!


ん?どっちが?

と思えるところが面白いところで、

「大成功する人」と「損な人」どちらも
『与える人』が圧倒的に多いんです。



家庭の愛も与えるところから始まりますよね。

与えることの大切さを説く『GIVE&TAKE』

 

 良い家庭を育んでいくことにも生かせそうですね。

 

『与える人』調査

アメリカでの統計ですが、
仕事のできる人、できない人を様々な業種で調査した結果、

仕事ができない人の多くは、
頼まれごとをされると断れないタイプでした。

自分以外の人間に目が向いている人は、
成果を上げる意味では損なイメージがありますよね。

では最高にできる人はどうなのかというと、
これまた人の頼みを受け入れる人だったそうです。


実は医学部の成績を見ても「与える人」は
低成績orトップクラスのどちらかだったそうです。

そういえば学校でも勉強を教えてくれる友達ほど成績が優秀でしたよね。

感謝貯金という考え方

『GIVE&TAKE』の本の中でも、
与えたものがいつ帰ってくるかは分からないと書いてあります。

ハウトゥー本のようにこうしたらこうなる、といった即効性はありません。
まるで長期投資のような考え方ではあります。

でもそれならなおさら、
長年付き合う夫婦関係では必要な考え方なんじゃないでしょうか。


もしあなたが、
本当の意味で「助けられた」と感じたとき、
あなたならどう思いますか?

ラッキー、助かったよ!
とそれだけ言って終わりにするでしょうか。

多くの人はこう思います。

「ありがとう、困ったら協力するよ!」


感謝貯金なんてものがあったとしたら、
「与える人」は感謝がたくさん貯まっていることになりますね。

もちろん自由に引き出せるものではないので、
いつ返ってくるかは分かりません。

でも、

「与える人」が本当に困っていることが伝われば
これは恩返しのチャンスだ!

と感じるのではないでしょうか。


仕事でも頼まれたこと以上のものをした方がいい。
と言われるのは、感謝や信頼の貯金が貯まっていくからかもしれません。


それは夫婦関係も同じ。
家事は言われたことだけ手伝う夫ではダメなんです。

妻の家事を習い、真似て学ぶ。

妻が寝込んでも日常が回るくらいになっておけば、
日常での夫婦の時間も絶対に増えますし、お互いに余裕ができます。


家庭で生かす「与える」意識

与える・・・といっても物質的なものだけではありません。

楽しさ、刺激、安心感、感謝、時間・・・
工夫すればお金をかけずに与えられるものはたくさんあります。


一番効果的なものは何か知っていますか?


それは、
相手が欲しているものを聞くことです。


聞き取るといってもいいかもしれません。


普段と違ってバタバタしてるな、
と思ったら分担している家事を先回りしてやってあげることもできます。

腰が痛いと言っていれば、
さすってあげるだけでもうれしくなるものです。

ギャーギャーお怒りの言葉の端々を掴んで、
これからして欲しいことをキャッチしておくこともできます。


その瞬間に与えなくていいし、
相手が気づかないのも効果的だったりします。

なんとなくいつもよりラクだな、
と感じられる日が続くと、
なぜラクなのか気になります。

そんなときに、ふとしてもらっていたことに気づくと
感謝は倍増!

普通に与えるより絶対にいいです。


この話を妻ちんにしたら、
「私の指示が大量に与えられてるから成長したね」
って言われました。

おぃおぃ笑

みなさんは、指示は「与えない」ようにしましょうね。

与えるのは、モノか行動か成果が良いと思います。

まとめ

アメリカで見ると「与える人」は各業界でトップクラスの成績を収めています。

それは人の成功を応援する人だからこそ、
自分の成功も応援されるからです。

これは即時いいことが返ってくるわけではないですし、
それを求めてしまうのは「与える人」とは呼びません。

ある意味で長期投資のようなものです。

それならばなおさら、家庭のような長い付き合いには生かせるのではないでしょうか。


お金をかけなくても、
「与える人」になることはいつでもできます。

そのために効果的なことは、
何が望みなのか相手に聞くことです。

本当に欲しいものや状態は、
本人ですら気づいていないもの。

言葉の端々から推測して、
本当に望んでいるものを与えてあげられたら、
それは最高の愛かもしれませんね。


あなたも家族に何かを与えてみませんか?